シワと向き合ってみる~原因と構造、そして対策!
>>シワには2種類ある
一言でシワと言っても、それには二つの種類があり、構造が違います。
☆表皮性シワ
肌を構成しているのは「角質・表皮・真皮」の3層。
乾燥などが原因で肌の表面を覆っている角質が固くなると、表情を変えたときに皮膚がその動きに対応できずにシワが寄ってしまいます。
ですから、このシワは、顔の中でもよく動かす目元や口元に出来やすいのが特徴ですね。
☆真皮性シワ
真皮にはコラーゲンやヒアルロン酸があり、肌のハリを作り出している部分です。
そのコラーゲンやヒアルロン酸は老化と共に減少してしまいますので、肌の弾力も失われてしまいます。
肌にハリがあればそれがクッションになって、表情による動きも吸収されるのですが、
ハリが失われてたるみが出来た肌では、だんだんとシワになって残ってしまいます。
ようするに肌老化が原因の皺ということになりますね。
こちらも目元やおでこ、眉間、ほうれい線にできやすくなります。
>>シワができる原因とは?
真皮の弾力が失われる原因は、老化や紫外線など。
この影響でコラーゲンなどの真皮の組織が正常に合成されなくなってしまうんです。
また真皮の構成成分の一つ、弾力線維質も、エラスチンなどの減少で年齢を重ねると減ってしまいます。
紙を折るときと同じ。
ハリのある紙は折り目が付けにくいけれど、薄くてハリのない紙は簡単に折り目が付いてしまいますよね。
>>シワの改善法は?
基本的には、ベーシックなケアを毎日正しくしてあげることが大切…とうことになるようです。
乾燥や紫外線が大きな原因となりますので、保湿をかかさず、日焼け止め対策をしましょう。
夏だけ日焼け止めを塗っている、というのでは全く不十分!
紫外線は一年中降り注いでいます。
また、笑い皺なら少々できていても素敵ですが、困ってしまうのが眉間の皺。
日頃から無意識のうちに眉間にシワを寄せていませんか?
表情のクセは、将来シワを作る元になりますので、気をつけましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸が足りない真皮シワのシワ取りには、ぜひこれを補ってくれる美容液やクリームなど、スキンケアコスメを使うのが効果的です。